海外用Wi-Fiルーターレンタル

海外用Wi-Fiにも弱点はある

海外用Wi-Fiルーターレンタルにも、旅の形によっては向き不向きがあります。
海外用Wi-Fiルーターレンタルは、長期にわたり何カ国も訪問するような旅には向いていません。
訪問が何カ国にもわたると、その各国用に複数のSIMカードが必要になるからです。
ヨーロッパやアジア向けには周遊パッケージもありますが、各国で通信事情は異なるため、旅の目的地にあったSIMカードを使う必要があるのです。
 
また、これはルーターに限ったことではありませんが、容量制限があります。容量に達してしまうと、その後は期間内であっても接続できなくなります。
追加料金を払えば続けて使えることがほとんどですが、パッケージなどの場合は追加できないこともあるようです。
 

海外用Wi-Fiルーターレンタルの種類

基本は国ごとのサービス
海外用Wi-Fiルーターレンタルは、基本的には国ごとのサービスとなります。
たとえばタイに出かける場合は、タイ用のルーターをレンタル。イギリスに行く場合もイギリス用のルーターをレンタルする形になります。
海外用Wi-Fiルーターレンタルは世界の広いエリアをカバーしていますが、ルーターをレンタルしている会社によりサービスエリアは異なります。
ヨーロッパ主要国、アジア、オセアニア、ハワイ、北米への旅行に関しては問題ないでしょう。
 
数カ国周遊パッケージもある
海外用Wi-Fiルーターレンタルは基本、国ごとのサービスですが、ヨーロッパなど、周遊旅行をすることが多いエリア向けに、
周遊パッケージが設定されている場合があります。
 
たとえば、
ヨーロッパ 5日間 3G Wi-Fiルーター【1日あたり700円/200MB】
というパッケージがありますが、このパッケージの場合は、1日あたり700円で200MBの容量が使用可能ということになります。
5日間ですので合計の容量は1GB。これを1日で使い切ることも可能ですが、以降はチャージしないと使えません。
 
この周遊パッケージは、ヨーロッパやアジア向けに設定されていることが多いようです。
 
海外用Wi-Fiルーターレンタル、レンタルの期間
海外用Wi-Fiルーターレンタのレンタルの期間は、もちろん自分の旅程に適したものを選ぶ必要があります。
 
たとえばタイとベトナムの2カ国を1週間の旅程で回る場合は、
 
アジア周遊7日間 4G Wi-Fiルーター【1日あたり900円/500MB】
 
このようなパッケージを選べばよいでしょう。
このパッケージはアジア14カ国(中国、タイ、シンガポール、台湾、香港、韓国、マレーシア、インドネシア、カンボジア、フィリピン、マカオ、ラオス、
ベトナム)に対応しており、これらの国を1週間以内に訪れるのであれば、すべての国で利用することができます。
なお、このような日程で選ぶのではなく、データ通信の容量で選ぶことのできるパッケージもあります。